投資用マンション、投資用アパートなど、不動産投資物件の売買にはさまざまな手続きが必要になってきます。

主な流れをご紹介します。

 

 

1.情報収集

雑誌や新聞、インターネットなど様々な方法で投資不動産を探しましょう。
不動産業者さんに直接出向いて物件を紹介してもらうのもいいでしょう。
 

 

 

2.現地視察

現地に足を運ばず、周辺環境や建物の状況をチェックもしないまま投資を判断するのは非常に危険です。もしも遠く離れた土地の物件であっても、必ず足を運んでチェックしましょう。

 

 

3.収支計画

資金繰りをどうするのか計画を立てます。自己資金をどの程度用意して、いくらローンを組めばいいのか、空室の発生や家賃の下落などのリスク、購入後にかかるメンテナンス費用などを見込んで計画します。
利用するローン商品についてもしっかり比較検討しましょう。

 

 

4.購入物件の申し込み

投資不動産を購入する意志を固めたら、「申し込み」をします。この申し込みは「買い付け証明書」などの用紙に記名・押印し、申込金を支払うことで完了します。
この申し込みはいわば「契約の予約」ですので、この段階ではまだ契約は完了していません。正式な契約の日時、投資不動産の購入価格の交渉や引渡し日などについてこの段階で設定します。

 

 

5.契約

投資不動産に関する重要な事柄が記載されている「重要事項説明書」の説明を受け、内容を確認した上で「不動産売買契約書」に記名・押印し手付金を支払います。これで契約完了です。
一般的に手付金の額は物件価格の5％～10％ですが状況によって異なります。

 

 

6.決済

「決済」とは、代金を支払い、権利の譲渡を受けることをいいます。自己資金とローンで借り入れした代金を支払い、代わりに不動産の所有権を取得します。
この権利を第三者に主張するために、このあと法務局に「登記」を行います。